STORY | kibi
ゆっくりと流れる酵母時間
庭先で実った果実をさっと洗って瓶に詰めたら、たっぷりとお水を注ぐ。見守ること数日。果実の周りに気泡がつき、沈んでいた果実が浮き上がる。さらに数日。しっかりと締めていた瓶のフタを緩めると、プシュッ!という元気な発砲音。そして気泡が一気に上へと押し上げ、酵母液が放つ香りが広がる。瓶の中に広がる小さな酵母の世界。このゆっくりと流れる酵母時間がすきです。酵母の個性をいかしたパンづくりを通じ、たくさんの方に酵母の世界をお伝えしていきたいです。